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痛い損切!フィットイージーの取引を反省してみた

 今回は、1月6日に購入したフィットイージー(証券コード:212A)の取引を振り返り、損切りに至った原因や改善点について反省してみたいと思います。

取引概要

  • 購入日時: 1月6日
  • 購入価格: 1,770円(100株)
  • 目標株価: 2,300円(売上が右肩上がりなため、株価の右肩上がりも期待)
  • 損切日時: 1月10日(逆指値成行で1,582円約定)

 結果的に、予想とは異なり株価は1,582円に到達し、損切となりました。今回はこの取引を詳細に分析し、何が良かったのか、また何を改善すべきだったのかを整理します。

良かった点

  1. 損切ラインの設定
    前回の反転ポイントを基に1,582円を損切ラインに設定したことは、リスク管理として適切でした。結果的に大きな損失を回避できたことは評価できる点です。
  2. 逆指値成行の活用
    感情的な判断を排除し、事前に設定したルール通りに損切が実行されました。トレードでは計画通りに動くことが非常に重要です。
  3. 市場の成長性に基づくエントリー
    フィットイージーは売上増加や業績の右肩上がりが期待される銘柄であり、成長性に目をつけた点は良い視点でした。

悪かった点と反省点

  1. エントリータイミングのミス
    購入価格の1,770円は、年初来高値(2,118円)から調整が進む局面でした。また、が2024年7月に上場しているため、ロックアップ期間が2025年1月に到達しており、大口の売りを警戒した売りがあったと思われます。そのため、時期をずらし、より低い価格でのエントリーが望ましかったです。
  2. 目標株価の過剰な設定
    目標株価を2,300円と設定しましたが、これはみんかぶの理論株価(1,847円)と大きく乖離していました。市場コンセンサスなどを考慮し、現実的な目標を設定するべきでした。
  3. 損切ラインのバランス
    1,582円の損切ラインは過去のサポートラインに基づいていましたが、リスクリワード比率(目標値と損切ラインのバランス)が適切でなかった可能性があります。リスク1に対してリターン2以上の比率を目指すべきでしたが、目標株価が過剰であったため、バランスが崩れました。

ロックアップってなに?調べてみた

ロックアップ期間とは?
ロックアップ期間とは、株式を保有する大株主や関係者が一定期間、株式を売却できないように制約を設ける制度です。ロックアップ期間は通常、90日~180日間が一般的です。ただし、株価が公募価格の一定割合を上回った場合、ロックアップが解除される「解除条項」が付いていることもあります。主に新規上場(IPO)の際に設定され、以下の目的で利用されます。
・市場の安定化
上場直後に大株主が大量の株式を売却することで株価が急落するのを防ぎ、投資家の信頼を確保するためです。
・投資家の安心感
大株主がすぐに売却しないことを保証することで、企業の成長を中長期で支援する姿勢を示します。

今回の下落にロックアップ期間が影響したか?
ロックアップ期間が解除された場合、大株主やベンチャーキャピタルが大量の株式を売却する可能性があります。その結果、市場に流通する株式数(浮動株)が増加し、供給過多となることで株価が下落する要因になります。フィットイージーはロックアップ期間終了日は1月19日となっており、大量の株式が売却される前に売却を済まそうとしていた可能性があります。

次回に活かす改善点

  1. エントリー前の市場確認
    購入前に、チャートだけでなく、より多くの情報をチェックし、エントリータイミングを精査します。
  2. 現実的な目標株価設定
    目標株価は市場のコンセンサスを参考にし、理論株価や目標株価に近い現実的な値に設定します。
  3. リスクリワード比率の調整
    エントリー時にリスクリワード比率を明確に設定し、損切ラインと目標株価のバランスを改善します。

まとめ

 今回の取引は、損切ラインを設定してルール通りに損切を実行できた点で一定の成功といえます。しかし、エントリータイミングや目標株価の設定、チャート以外の情報収集の不足が反省点です。トレードの失敗を次回に活かし、より良い結果を目指していきたいと思います。
 読んでいただきありがとうございました!次回は成功事例を報告できるよう頑張ります!

 あなたも一歩踏み出して、投資家デビューしてみませんか?
 皆さんも、もし投資に興味があれば、ぜひ一緒に学び、成長していきましょう!

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